建築設備定期検査・特定建築物定期調査・防火設備定期検査

建築設備定期検査

年1回、定期報告の対象になる建築物に設置されている下記4設備の維持・管理状況及び性能を資格者が検査し特定行政庁に報告致します。

  • 換気設備…無窓居室及び火気(ガス器具)使用室の換気設備の換気風量を風速計等に
    より測定し、性能を検査します。
  • 機械排煙設備…排煙口を開放し、排煙機を起動させ煙排出風量を風速計により測定し、性能を検査します。
  • 非常用の照明装置…蓄電池もしくは非常照明器具内蔵バッテリーにより非常照明を点灯させ、照度を測定。蓄電池及び内蔵バッテリーの性能を検査します。
  • 給排水設備…給水タンク、汚水槽・雑排水槽等が衛生上問題なく維持・管理できているかを検査します。

防火設備定期検査

年1回、定期報告の対象になる建築物に設置されている、防火設備の維持・管理状況及び運動エネルギー、閉鎖力を検査資格者が検査し、特定行政庁に報告致します。

  • 随時閉鎖式防火扉…煙感知器連動あるいは温度ヒューズを外す事により閉鎖作動検査、 閉鎖力を測定。
  • 防火シャッター・スクリーン…煙感知器連動による閉鎖作動検査、運動エネルギーの測定、危害防止装置の作動検査をします

特定建築物定期調査

3年1回(用途・規模により年1回)、定期報告の対象になる建築物の維持・管理状況を調査資格者が調査し、特定行政庁に報告致します。

  • 敷地・地盤…地盤の沈下、不陸等の有無、敷地内避難通路の確保の状況、ブロック塀、看板等の設置状況を調査します。
  • 建築物の外部…外壁タイル等の仕上げ材や躯体に浮き、ひび割れ、亀裂等劣化状況を目視及び触診、打診により調査します。
  • 屋上及び屋根…屋上面の防水、排水口及び屋上周りのひび等劣化状況を目視調査します。
  • 建築物の内部…防火・煙区画の構成状況、壁、床、天井等の劣化等を目視調査します。
  • 避難施設等…出入口、廊下、階段、非常用進入口及び自然排煙窓等の避難器具の維持・管理状況の目視調査及び排煙窓等の開放検査をします。
  • その他…避雷設備等の維持・管理状況の目視調査をします。